KAGA TEA

南加賀・打越の茶畑の特徴
上質な渋みを育てる「黒ボク」
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この地帯の土は黒く、耕したあとを歩くと「ボクボク」と音がすることから「黒ボク」と呼ばれている。この土の層は厚く、植物の根が深く伸長でき、さらにやや高台に位置するため大雨で畝間に水が溜まることが少ない。また水が土中を通る透水性と植物が吸える水を土中に蓄える能力が発達し、土の養分を保つ保肥力が高いうえ、地理的にも柴山潟や木場潟に近く、冬期、霜にかかりにくい位置にあり、茶畑に適している。
(石川県農業短大 著)
美味しい加賀茶を生み出すベースには、南加賀の地形や大地の恵みがあります。この恩恵を受けた茶の木は、地中深くのびのびと根をはって、上質な渋味の所以であるタンニンの多い茶を育てているのです。これは紛れもなく、南加賀で作るお茶のオリジナリティです。
This tea is made by "Uchikoshi Tea Factory" in Kaga City, Ishikawa Prefecture.
"Uchikoshi Tea Factory" is on a land rich in water resources,
and has a history of having grown tea that has brought up tea since the Edo period.
茶の栽培
About cultivation of tea
●組合での共同作業:茶葉の刈取り/剪定/肥料撒布 ●茶畑所有者の作業:日々の除草作業(できない場合は、近隣で助け合います)
製茶工場の様子
State of our tea factory
●煎茶の工場ライン



摘んだ茶葉を煎茶のラインへ
発酵を止めるための蒸熱
天井高く登った茶葉は粗揉へ