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​打越製茶農業協同組合 概要

About us

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販売店名

打越製茶農業協同組合

組合名

打越製茶農業協同組合

運営統括責任者

組合長 吉田和雄

所在地

石川県加賀市打越町ち31

設立

大正8年(1919年)

組合員数

95名(2014年現在)

TEL

0761-74-0390

(受付:日曜 8:30〜 12:30)

FAX

0761-74-0390

 組織図 

組織図.jpg

私たちの歴史

Our history

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1868

1912

1917

1919

1921

1925

1926

1940

1948

1953

1958

1959

1967

1968

始まりは、江戸時代。

石川県でのお茶の歴史は、加賀藩3代藩主の前田利常に遡る。
南加賀では、大聖寺藩二代藩主利明が藩の産業開発として、京都から茶の実を取り寄せ、当地区に茶栽培を命じたのが始まり。
宇治より“宇治吉”という者が来てお茶の製法を教えたという。

輸出も盛んな、明治初期。(1870〜80年頃)

江沼郡、能美郡一帯で60ヘクタールを超える茶園があった。
茶商が多く、アメリカにも輸出していた。

唄いながら茶を作った、明治末期。(1900年頃)

製造釜元が10家あり、お茶仕の歌に「茶もみ唄」などが歌われていた。
茶どきには茶仕が遠くからも来て、村中が賑やかだった。
この頃のお茶の製造方法は、手揉み
茶の芽が固くなってくると、足揉み。これを番茶と呼んだ。

少しずつ機械化を進めた、大正6年。

東野吉平氏が静岡から製茶機械を導入。
当時の機械は、手廻し式人力用で、揉捻機と粗揉機。

最初の組合設立は、大正8年。

機械製茶を目指して中澤初次郎氏が製茶組合を設立
製茶工場を建設し、製茶機械は発動機を原動力とした。

当時、郡内一円に広がった茶畑から工場まで、茶の芽を積んだ荷車が列をなしたという。

製品は、そのほとんどを宇治の林屋茶問屋へ売却。製茶工場には40人ほどが働き、一日中工場を稼働させていた。

もうひとつの組合設立は、大正10年。

嶋田半助氏が新組合を設立。現在の住所に、製茶工場を置いた。
製品は、近隣の商人に販売した。

合併した、大正14年。

両組合が合併。製茶事業の発展を目指す、大製茶工場ができた。
製品は、宇治の林屋茶問屋へ送っていた。

加賀茶が初めて市場に出た、昭和15年。

二十年余り打越の製茶事業に尽力した中澤初次郎氏が組合長を退職。
嶋田半助氏の新組合長就任と共に、製品は丸八製茶場の売店に売却し、加賀茶として市場に出た。

現組合のスタートは、昭和23年9月27日

農業協同組合法により打越製茶農業協同組合の名称で登記。


この当時、矢田野台地は、お茶や桑が多く栽培されていた。

茶畑がなくなっていく、昭和28年

畑地開田事業開始。

茶園が姿を消した、昭和33年。

畑地開田事業が完了。多くの茶園が姿を消し、水田へと変わった。
しかし加賀茶の歴史を守るため、製茶業は品質向上を目指して、組合員への茶の栽培指導を行った。

先人に感謝、昭和34年。

製茶業記念碑を建立。
先人の功績を永く偲ぶ。

一気に近代化へ、昭和42年。

製茶工場の全機械を、大型連続式に更新。
品質向上と生産コストの低減など、近代化に成功。
茶摘みも大型化が進み、動力摘採機を導入。

独自の販売強化昭和43年。

茶の再製販売が開始。常勤職を採用し、小売に着手した。

1989

1991

1999

2002-

2003

2007

2009-

2010

2011

2012

2013

2014

2017

2018

2019

2020

茶業継承の基盤作りに奮闘する、平成3年。

国の補助事業を受け、緑茶製茶機械を全面的に更新。

茶園の管理体制を整備した、平成11年。

第2次圃場整備事業スタート。
更にお茶畑が減少。

茶園の管理を、所有者から製茶組合役員が中心となって行うことに移行。
剪定・施肥などを共同で行うことで、茶葉の品質向上、安定化にもつながった。

みんなの力が集まった、平成14-15年。

製茶組合ではお茶の生産を守るために、新しいお茶畑1.2ヘクタールを造成
静岡県から2品種(ヤブキタ、オクヒカリ)の二年苗を購入し、地区住民が全員参加して茶の苗木を新植した。
また、初めて地元保育園児を招待し、既存の茶園で「茶摘み体験会」を開催。以後、恒例行事となる。

みんなの茶葉が育った、平成19年。

14年〜15年にみんなで植栽した茶葉を初収穫!

茶畑を少しずつ広げた、平成21-22年。

茶畑を1ヘクタールを造成。
従前のお茶畑と合わせて約3ヘクタールに広がった。

販路開拓の足がかり、平成22年。

JA加賀の農産物直売所「JAグリーン加賀元気村」でお茶の販売開始。
初めて組合外部に販売所を設けることが出来た。

販路が少しずつ広がる、平成23年。

JA能美の直売所でもお茶の販売開始。

加賀の紅茶をどんどん推進、平成24年。

一番茶の一部と二番茶は紅茶に加工し、紅茶を増産。

加賀の紅茶の生産整備、平成25年。

紅茶加工機械の導入。静岡に運ぶ手間がなくなり、地元で生産できるようになった。

Webで宣伝、平成26年。

加賀茶の宣伝強化を図るため、ホームページを開設

新しい茶文化創造を模索、平成29年。

加賀市と一般社団法人NextCommonsLabが立ち上げた茶産地再興プロジェクトに、組合がパートナーとして参加。

VI戦略を導入、平成30年。

組合登記70周年の節目に、ロゴを策定。VI戦略を導入した。
小売用の商品パッケージは、オリジナルデザインに随時変更開始。
また、茶園や農地の後継者の課題、地域の未来を話し合う会がスタートした。

皇位継承の重要祭祀、大嘗祭。

南加賀・打越の、茶葉の茎を使用した加賀棒茶が庭積机代物として供えられる

未来を語り合う、令和の時代へ。

茶と農の担い手探しを開始。ホームページもリニューアル!

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